Additional TagsプラグインをRedmine 4.2にインストール
概要
チケットのタグ付けを行い、各チケットの横断的な検索を可能にします。
プラグイン名
動作を確認した環境
Redmine 4.2
前提:
- 稼働要件にadditonalsプラグインが必要です。(インストール方法)
- additonalプラグインと同様に、2023年1月現在のバージョンはRedmine5.xから対応しているため、作業に少し手間が加わります。
- 既にredmine_tags (https://github.com/ixti/redmine_tags/) を導入している場合は、以下に示す手順によって設定済みのタグをインポートできます。
導入時
- Gem追加:要
- DBマイグレーション:要
手順
さっくりとした手順
- SSHログイン後、作業ディレクトリに移動
- wgetでRedmine4.2に即したパッケージをダウンロード
- パッケージの配置
- 旧プラグインのディレクトリ削除
- 新規ジェムをインストール
- DBマイグレーション
- Webサービス再起動
作業用ディレクトリに移動します。
cd /hoge && pwd
任意のディレクトリを指定します。
Redmine4.2に即したバージョンをダウンロードして展開します。
- ファイル入手
wget https://github.com/AlphaNodes/additional_tags/archive/refs/tags/1.0.4.zip
リリースノートで、Redmine 4.2に対応したバージョンがこれでした
- ファイル解凍
unzip 1.0.4.zip
- 解凍したファイル一式の所有者変更
sudo chown -R www-data:www-data additional_tags-1.0.4/
apache / nginxの実行ユーザに所有者を合わせます
Redmineディレクトリにプログラムを配置します。
sudo mv additional_tags-1.0.4 /home/www-data/redmine/plugins/additional_tags
自分の環境に合わせます。また、ディレクトリ名からバージョン名を外すのを忘れないようにしてください
(オプション)インストール済みのRedmine_Tagsディレクトリを削除します。
※新規インストールの場合はこの作業は不要です
- Redmineのプラグインディレクトリに移動
cd /home/www-data/redmine/plugins && pwd
自分の環境に合わせます。
- 削除前のディレクトリ確認
ls -ld additional_tags redmine_tags
2つのディレクトリがあることを確認します
- インストール済みのRedmine_Tagsディレクトリ削除
sudo rm -rf redmine_tags
- 削除後のディレクトリ確認
ls -ld additional_tags redmine_tags
Redmineのルートディレクトリに移動します。
cd /home/www-data/redmine/
自分の環境に合わせます
Gemをインストールします
sudo -u www-data bundle install
DBのマイグレーションを行います
sudo -u www-data bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
Webサービスを再起動します。
sudo systemctl restart apache2
インストール後の動作
- Redmineに管理者アカウントでログインします。
- 管理に移動すると、「Tags」メニューが追加されているのでクリックして移動します。
- 以下の設定を行います。
- サイトバーにタグを:シンプルなクラウド
- タグに金額を表示(※Totalがこう和訳されています):チェック
- 課題タグを有効にする:チェック
- Redmine_tagから移行している場合は、「タグの管理」タブで記載されたタグがあることを確認します。